慢性腰痛の種類
腰痛の多くは腰椎の病気から起こる
腰痛は内臓からの病気などの症状として起こることもありますが
多くは腰椎(腰椎1番〜腰椎5番)に何らかの問題が生じて起こるか
骨盤の関節や椎骨、椎間板、椎間関節、筋肉などどこに異常が
起こっても腰痛は現れます
腰痛は加齢性の腰痛症状や、外傷性の腰痛、その他病気から
起こる慢性腰痛もあり、最も多いのは加齢性の腰痛症状です
20代ぐらいの頃の腰が痛いは、少し休憩したり一晩寝ることにより
前日腰が痛かったことなどは忘れてしまうぐらいに回復していることがあります
私などは若い頃腰痛などは、お年寄りがかかる病気だと思っていました
しかし、だんだんと年をとることで腰痛の辛さが理解できることになりました
中高年になると腰痛持ちが増えるのも、背骨の老化に伴う軟骨の変性や
骨の変形による加齢性の疾患が増えてきます
腰痛の原因になる腰椎の病気
加齢性の疾患
老化による腰椎の椎間板や椎骨の変化によって起こります
椎間板が潰れて薄くなり、傷んだ椎間板の中身(髄核)が飛び出したり
椎骨がずれたりしたりします
- ぎっくり腰
- 変形性腰椎症
- 椎間板症
- 椎間関節症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 変性すべり症
- 腰部脊柱管狭窄症
外傷性の疾患
けがが原因起こる他、スポーツなどで腰を酷使したために起こる腰痛
- 骨折脱臼、ねんざ、打撲など
- スポーツ障害
- 脊椎分離症、すべり症
腫瘍性疾患
- 背骨や神経にできる腫瘍の他、臓器に生じたがんが
- 背骨に転移して起こる疾患
- 原発性脊椎腫瘍
- 転移性脊椎腫瘍
- 脊髄腫瘍、馬尾腫瘍
炎症性の疾患
リウマチや自己免疫性疾患などの病気によるものや
細菌感染から起こるもがあります
- リウマチ性脊椎炎
- 強直性脊椎炎
- 感染性脊椎炎
代謝性疾患
高齢者に多い代謝異常から起こります
- 骨粗しょう症
- 破壊性脊椎関節症
その他
- 脊柱の湾曲異常
- 心因性の腰痛