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慢性化した肩や腰の痛みを緩和する方法｜得する市販薬の驚きの効果
慢性化した肩や腰の痛みを緩和する方法｜得する市販薬の驚きの効果
「あーあっ、今日も一日疲れたーー我ながらよく頑張ったな。」
なんて一日の終わりに独り言を言っていませんか？
痛みのする肩やジンジンしびれる腰をさすりながら
大きなため息をついているあなたに
「ほんとに、今日一日お疲れ様でした。」
パンパンに張った肩の筋肉、鈍痛がありしびれる腰、
膨れ上がってむくんでいるふくらはぎ、地面にふれると
痛い足の裏、今日も頑張ってくれた体に「ありがとう。」
痛みや疲れのもととなる疲労物質「乳酸」は、一般的に
よく知られている言葉です。
筋肉が強張る、痛みを引き起こすとはどのような状態でしょう。
それは筋肉が緊張して、硬くなっているために筋肉内の
血管や神経が圧迫され、血管そのものが押されて狭くなり
血行が悪くなっているといえます。
また、疲労物質の乳酸が血管内をスムーズに流れることが
出来ずにその場にとどまり、腰や肩の痛みやシビレを
長引かせているのです。
貼り薬や塗り薬で疲れがとれることはご存じだと思います。
今日は、効果的な市販薬のポイントについて書いていこうと思います。
☆ 温めるとコリがほぐれやすい
まず、温熱の貼り薬などで温めるときに、効果的なポイントは
おもに4か所、「首の後ろ」「肩」「鎖骨の下」「骨盤」です。
貼り薬のないような時は、蒸しタオルなどを使うことを
お勧めします。（金銭的に安く済みます。）
肩や首、腰などにはより効果的なポイントがあります。
その一つに首の後ろ側、手で触るとぴょこと飛び出した
背骨があるのがわかりますか？
頸椎の一番最後にあるやや大きめの骨になります。
その骨の周りと骨盤、床に座って床から上に
約20センチぐらいのところです。
この場所は特に筋肉が炎症を起こしやすい場所になり
特別、重点的に温めましょう。
また鎖骨の下も効果的です。
首の後ろの首こりは、特に疲労物質がたまりやすく、
耳たぶの付け根のあたりと肩と首の付け根も
温めるとよいでしょう。
肩を温めると血行促進になり、痛みを感じ方が鈍くなる
効果もあります。
鎖骨の下は常に腕の重みや女性なら胸自体の重みで
引っ張られているため、ここの筋肉をほぐすことで
背中や肩が楽になります。
骨盤を温めるときには床にうつぶせになり、骨盤の上に
蒸しタオルを乗せ、ゆっくりと呼吸をすると
痛みやしびれ感が緩和されていきます。
その他にも、大胸筋や背中、ハムストリングス、
ふくらはぎ、足の裏など温めると効果的です。
☆ 貼り薬と塗り薬の違いとは？
貼り薬は肩こりや腰痛の定番で、薬局などで手軽に入手できて
たくさんの種類があります。
患部がひんやりとする冷感タイプ
患部を温める温感タイプ
処方薬と同じ成分の入った消炎剤入りもあります。
●貼り薬は手軽なうえに、仕事中や睡眠中等長時間に
作用するので便利です。
ただし、かぶれたりすることがあるために、皮膚の弱い方は
注意が必要になります。
冷感タイプの湿布は、実際に冷やすわけではないので応急処置
には不向きで、筋肉に強い炎症があるときにお勧めです。
主成分はメントールなど
温感タイプの湿布は、カイロのように温度が上がるわけでは
ありませんが温かい感覚により血行を促します。
痛みが慢性化したときなんかがよいです。
主成分は唐辛子エキス（カプサイシン）等
消炎鎮痛剤の入った貼り薬は、湿布の温・冷、いずれにも
配合されているものが多く、医薬品表示のある物を
選ぶようにしましょう
主成分はフェルビナク・インドメタシン・サリチル酸メチルなど
●貼り薬は成分は張り薬とほとんど同じなのですが
湿布と違って場所を選ばずに広範囲に使用することができます。
肩関節のようによく動かす場所やずれやすい腰などには貼り薬は
はがれやすいが、ゲルタイプや乳液タイプ（ローション）は
マッサージを兼ねて使用するときも便利です。
外用薬の注意として持病があるぜんそく持ちだといわれる方や
妊娠されている方は医師や薬剤師などに相談されてから
使用されるのがよろしいと思います。
中には、太陽（紫外線）の強い光によって皮膚が炎症を
起こされる方がいらっしゃるために、使用方法を守って
ご利用されてください。
これらの市販薬を上手に使うことにより、腰や肩の痛みに
劇的に効果を発揮するといえます。
ぜひ利用されることをお勧めします。